今年の4月に満足の行くパワーアンプを完成させて、つい最近終段素子もかなり確保したので、後はこれと同等のアンプをゆっくりと作るだけである。過去にSITの確保に苦労したので、音でSITを凌ぎ、廉価な新型パワーデバイスが発売されたことは、長年の夢が叶った感じである。
http://hohon88.html.xdomain.jp/root/amps6/htm/hp4120.htm
試聴ではどんなジャンルでもいい結果が出ているが、TelarcのCDを聴いたときにははっきりと最終目標が定まったという感じになった。カーステレオでSampler Vol.2のホルストの鍛冶屋の歌を聴いていたのだが、カーステレオなのに空間描写や爆発音がよく再現される。家で聴いて見ると文句のない音だった。結論としてはTelarcのCDを極めれば自分の追究するところのオーディオを極めたことになるだろう。TelarcのCDはどうやらまだ買えるのでもう少し充実させられる。
まあ確認のためSony classicalのサンプラーも聴いてみたが、空間描写はできていないようだ。演奏もあまり好みではない。重点的に聴く音源が限定されたので、コレクションをもう全部聴かなくてもよいと思えるようになった。気分的に随分楽になった。