潜み棲む恐怖(1922)
回想手記形式で書かれた中編である。古い館と土まんじゅう、地下に生息する何かが主題となる。もの凄く怖かったチャールズ・ウォードの奇怪な事件の原型のような感じだ。
『1670年、ニューアムステルダムの富裕な商人であったゲリット・マーテンスは、ニューヨーク州東部にあるキャッツキル山地に館を建てた。・・・』 というくだりは何か地方の文献を調べたら出てきそうな事柄のようだし、入植期のアメリカでは隠された事件もあると思う。
最後に主人公はその正体を目撃したのだが、猿と人間のハイブリッドの ような記述だった。まあ地下道で襲われたら相当怖いだろう。