負性インピーダンスアンプ

負性インピーダンスHCAヘッドホンアンプ(3)

試聴はイヤホンと三つのヘッドホンで行った。 JVC HPーRX500 JVC HA S200 JVC XX (型番不詳) 後の二つは低音が被り気味に鳴る。 スティーリー・ダンのAJAでベースの音、ドラムの音を聴いてみたが、負性インピーダンスで特に良くなる ことは無かった。うま…

負性インピーダンスHCAヘッドホンアンプ(1)

2018年に作ったHCAヘッドホンアンプを少し改良する。 改良前の回路 最適な定数の帰還抵抗、Bカーブの入力VR、Hfeの大きくない出力トランジスタ、電流値の小さい選別した定電流ダイオード、コールド端子が共通でも動作する電流正帰還回路など既にノウハウの塊…

Hiraga Le Monstre (4)

組み上がったところ。 フルレンジスピーカーをつないで電流正帰還無しで慣らし運転している。音の印象はとても良い。

4石MOS FET パワーアンプ(6)

完成したのでアイドリングとオフセットをみる。アイドリングの安定度は鉄板で、歪み測定中も一定だったのには驚いた。オフセットあるいはDCドリフトは少し悪化している。 いよいよスピーカーを鳴らしてみた。FE103SOLバスレフである。 これには驚いた。先ほ…

負性インピーダンスHCAヘッドホンアンプ III (5)

この様な定数と結果となった。 帰還を深くかけると発振するので負性にはできなかった。部品の選択に問題があるのだろう。

負性インピーダンスHCAヘッドホンアンプ III (4)

C1815、A1015をVbeで選別する。昔と違って便利な機器がある。 この辺まで進んだ。

負性インピーダンスHCAヘッドホンアンプ III (3)

今回Active Groundを採用するがその効果を実験で検証する。抵抗分圧のみと比較した。 +側電源からグランドに電流を流し+電源電圧の変動を見る。 かなり凄い効果と言って良い。

負性インピーダンスHCAヘッドホンアンプ III (2)

今回C3840/A1486の代わりにC4793/A1837を用いるが前者がhFE=80位とすると後者はhFE=160位ある。従って定電流ダイオードに0.6mAの規格のものを採用しなければならない。 12本購入して測定した。 写真はイメージです。 やはり選別しないといけない様だ。

負性インピーダンスHCAヘッドホンアンプ III (1)

TAKACHIのHEN型ケースで一台作ってみよう。値段の割に高級感がある。 回路はこのような物になる。 今回は汎用性のある部品で作ってみる。

負性インピーダンスHCAヘッドホンアンプ II

秋月のケースに組み込んだ。 回路は同じだがアクティブグランドは省略している。そのせいかオフセット調整が難しかった。

負性インピーダンスHCAヘッドホンアンプ

ヤマハ的な余りにもヤマハ的なアンプを製作する。まずシミュレーションから。 なんとか成立しそうである。 ここまではいつも通りの展開である。 音はこれ以上ないと言えるようなものだった。

MOSーFET負性インピーダンスヘッドホンアンプ

前回のアンプのミニチュアのようなアンプ。

負性インピーダンス出力プリメインアンプ(2)

負性インピーダンスの効果を実測する。測定には速度検出コイルのついた20cmフルレンジONZOW MFB-20を用いる。 速度特性 70Hzサイン波入力時の速度波形 ノーマル 電流正帰還 シミュレーターで見たのとほぼ全く同じである。

負性インピーダンス出力プリメインアンプ(1)

いよいよスピーカーを駆動する。8Ωの負荷に対しては経験上ー2Ωくらいがちょうどいい。

オペアンプで作る負性インピーダンスアンプ

NJM4580とNJM4556で作ったのがある。これなら作りやすいし大きめのヘッドホンで効果を確認するといい思う。 TPA6120を載せることもできる。

ダイヤモンドバッファ使用負性インピーダンスヘッドホンアンプ

負性インピーダンスアンプが次から次へと出てくるが今度はポピュラーな回路なので作るのも容易だと思う。 測定してみると出力インピーダンスはー8Ωになっている。LME49600の方が明るい音だがこちらの方は奥深い感じのする音になっている。

負性インピーダンスアンプの効果

負性インピーダンスはスピーカーのQsを電気的に下げるという効果をもたらす。シミュレーターで負性インピーダンスアンプを書くと、 このように電流正帰還の量によってQsが変化するのが見れる。Qsが変化すれば過渡特性も変化する。サイン波の4波バースト信号…

電子回路シミュレーター

2次のハイパスフィルターを書いてみる。 Bがフィルター出力、Aが速度特性。(ボイスコイル速度はボイスコイルを流れる電流に比例する。) 単振動とフィルターの関係。素子の定数はこの式で計算する。fs=50Hzの条件で描画させる。

Loudspeaker Design Cookbook

スピーカー自作のバイブル(往生要集?)として有名な本である。低域をフラットにする秘法がいくつか述べられている。曰く「密閉箱においてQtcを0.7にせよ。」 具体的にはスピーカーユニットを買った時に付いているTSパラメーターを用いて箱の内容積からQsを…

LME49600負性インピーダンスアンプ

この方式で作った最初のアンプ。負性インピーダンスである事が実測できる。

負性インピーダンスにする方法

1989年にヤマハが製品化した負性インピーダンスアンプの仕組み。 私の方法その1 私の方法その2 当時のヤマハの説明 負性インピーダンスアンプをバスレフに応用した技術であるがその実体は速度型MFBなのである。

BUF634負性インピーダンスアンプ

2014年の全アンプ負性インピーダンス化計画の頃作った一台。わりとオーソドックスな構成。 出力インピーダンスはー8.2Ωとなっている。

ポータブル型SITヘッドホンアンプ

同じ回路を高密度実装した物。実測でZo= ー10Ωとなっている。

据え置き型SITヘッドホンアンプ(2017年版)

2008年に作ったヘッドホンアンプを負性インピーダンスアンプに改変した。 元のアンプ SIT出力のDCアンプにこのような回路を付加する。 トランス電源用にリプルフィルターが付いている。 ヘッドホンの低音のかぶりが抑制された理想的なアンプに仕上がってい…