映画 カリフォルニア・ダウン (2015)

カリフォルニア工科大学のヘイズ教授らが地震予知の方法を検証中にネバダ州のフーバーダム地震が起こり研究者が犠牲になる。この手法でサンフランシスコの大地震が予知された。マスコミの取材を受けるがそのさ中地震が勃発する。

サンフランシスコではビルが倒壊し道路は陥没し火事が発生する。スタジアムも一部崩壊する。強い地震が何度も襲いとうとう金門橋も崩れ去った。とどめに大津波が街を襲う。犠牲者の数は相当数に上ると思われるが映画では配慮されたのか数に触れることは無かった。

メインストーリーはロサンゼルス市のレスキュー隊のレイモンドがロスに居た離婚協議中の妻をヘリで救助、サンフランシスコに居た娘をセスナ機とボートを駆使して救助するというものである。離婚の一因はレジャー中に息子を水難事故で失ったレイモンドが落ち込んでしまい妻との仲がしっくり行かなくなったことによる。娘は溺れて気を失うがレイモンドが救助しなんとか蘇生した。これを機会に妻との復縁もなってハッピーエンドとなる。このハッピーエンドとサンフランシスコの惨状とのギャップが大きいためこの映画はやや駄作とされている。