ヒーターが点灯するかどうか確認する。入力されているのはDC24.7V、ヒーターに流れる電流が 3.2Aである。
次に電源部から正しい電圧が来ているか調べる。+109V、-109V、−157Vが確認された。
いよいよ電流メカのテストである。ショートピンを挿して電源を入れバイアスが−44Vに なるよう調整した。
真空管を繋ぎ、プレート電流を28mA、27mAに調整した。
ショートピンを外し、出力に32Ω抵抗を入れて調整した。DCアンプの状態である。アイドリング70mA、 オフセット2.8mVである。
問題なく調整できた。なお初段の電流は 1mAとなっている。