パワーJ-FET パワーアンプII (4)

 組み上がった基板をシャーシに積んでテストする。出力端子をアースに接地する電流メカモードである。

バイアス電圧の発生を確認。左右違っていたり、変な電圧が出れば遡って確認する必要がある。2.4Vなのでこれは合格。

 終段をつないでアイドリング電流を見る。32mA、22mAとなっている。おそらく合格。

 33Ω負荷のDCアンプモードにして出力オフセット、アイドリング電流を調整する。それぞれ1.1mV、42mAとなった。

 アンプ一丁あがりである。ただし時間貯蓄銀行から8時間ほど下ろして使ったことになるだろう。基板一つが2.5時間、その他3時間である。