ノラ・ジョーンズという訳ありの女を加えて一行は旅立つ。トムはリッターのアドバイスを受け頭を切られた中国人の縫合手術をする。行くにつれロッキー山脈が迫ってくる。素晴らしい牧草地でキャンプする。山の麓に森林が広がり手前には草原が続いている。川もゆっくりと流れている。これこそ本物の風景だ。トムの母親は
ユグノー教徒だったという。リッターは女っ気が無い男で独身のままここまで来ている。水辺で英気を養いつつ旅を続ける。夜はキャンプファイアーを囲みバイオリン弾きの音楽でダンスもする。中国娘たちにも笑顔が出た。
インディアンの居住区に入ると銃を持ったインディアンが現れ通行料として馬を2頭よこせという。吝嗇なリッターは交渉して一頭で済ませた。 馬泥棒に付け狙われていると感じたリッターは奴らをおびき出して一度脅しておいた。一行はシェルダンの保安官に呼び止められる。保安官はイライラしていた。デカ耳のバイウォーターズ一味を追っているという。保安官は忠告をして立ち去った。
リッターらは待ち伏せされないようにコースを変更して急斜面の峠越えを敢行する。牧場に到着すると牧場主から歓待を受け、馬も思った以上に高く売れた。美味しいディナーをとりいい服を着てくつろいでいると次の日馬泥棒が急襲してきた。この急襲により一人命を落とすがトム達がなんとか返り討ちにした。
トムは娘達の一人と結婚したが
ノラ・ジョーンズと他の娘達は施設で暮らすことになる。14年後ワイオミングに住むリッターは
ノラ・ジョーンズからの手紙を受け取る。そこには感謝と後悔の言葉が綴られていた。