今日はまずラフマニノフの歌から聴きましょう。前にも聴いた作品14の歌曲集、これは12曲からできているものですけど、その9、10、11、12と4曲を続けて聴くことにしましょう。9番の曲は「彼女は真昼のように美しい」その次「私の心の中に」、第11番の曲は「春の流れ」、その次第12番の曲は「時は今」この4曲続けてエリザベート・ゼーダーシュトレーム のソプラノ歌手の独唱と、ヴラディーミル・アシュケナージのピアノで聴きましょう。〜音楽〜
今度は作品21、12の歌曲集、これは第1曲を除いて全て1902年の作曲です。でこの年の5月ラフマニノフはいとこのナターリア・サーチナと結婚しました。第1番の曲は「運命」、ベートーベンの第五シンフォニーに寄せてという但し書きがありまして、彼の親友だった有名な歌手ピョートル・シャリアピンに捧げられたのです。2曲は「新しい墓の上で」第3番目の曲は「夕暮れ」この3曲続けて聴きましょう。〜音楽〜
次に第4曲「女たちは答えた」、第5曲「リラの花」、第6曲「ミュッセからの断片」という題ですけれども、この3曲続けて聴きましょう。〜音楽〜
次は第7曲「ここは素晴らしい」、次の第8曲「まひわの死に寄せて」、次第9曲「メロディ」という詩、以上3曲続けて聴きます。〜音楽〜
次は第10曲から3曲続けて「イコンの前に」、「私は預言者じゃない」、「何という苦しさ」以上3曲続けてエリザベート・ゼーダーシュトレーム のソプラノ歌手の独唱と、ヴラディーミル・アシュケナージのピアノで聴きましょう。〜音楽〜
以上の歌曲集を書いた後1904年から1905年にかけてラフマニノフは二幕もののオペラ「フランチェスカ・ダ・リミニ」を書きました。その中にフランチェスカのアリアが有ります。それをアンナ・ネトレプコが歌ってるCDが有るのでそれを聴いてみましょう。〜音楽〜
今聴いたのはネトプコの独唱、マリインスキー劇場管弦楽団 、ワレリー・ゲルギエフ指揮といった顔ぶれによる演奏でオペラ「フランチェスカ・ダ・リミニ」の中のアリアでした。
まだ時間がちょっとあるので若い時の作品「ピアノのための5つの幻想曲作品3」この中から第1番目の曲エレジー これをLaure Favre-Kahn のピアノで聴きましょう。〜音楽〜
今日は今聴いた云々、それから云々を聴きました。それじゃ又来週。さよなら。