今日はラフマニノフの連続放送の19回目にあたります。まず練習曲、又の名「音の絵」作品33、これから聴きましょう。ラフマニノフはピアノのための練習曲をそれぞれ9曲づつからなる二組書き残しています。それが作品33、および作品39として出版されてます。ラフマニノフは音の絵と銘打ってはいるけれどもどんな絵を考えていたのか言葉としては彼は一言もはっきりさせていない。但し後になってイタリーの作曲家レスピーギがこの曲集の中で5曲を取り出して来てオーケストラ用に編曲した時に改めてラフマニノフに向かってどういう絵を考えているのか聞いたことがあってそしたらラフマニノフはある程度具体的な返事もしたらしいんですね。だがそれは文章として残っていない。今日聴くのは第1曲、第2曲、第3曲、次の第4曲は改作されて第2巻の第6曲として組み入れらているんで今日ではこの練習曲全曲やるような時には弾かれないのが普通です。第5曲、ここまで4曲続けて聴きましょう。アシュケナージの演奏です。〜音楽〜
続いて第6曲から第9曲、ウラジミール・アシュケナージのソロでもって聴きましょう。〜音楽〜
次に歌曲集作品34、今日は第3曲から「嵐」、第4曲「移りゆく風」第5曲「アリオン」ここまで3曲続けて聴きましょう。エリザベート・ゼーダーシュトレーム のソプラノ独唱、ヴラディーミル・アシュケナージのピアノで聴きましょう。~音楽~
次は第6曲目「ラザロの復活」、第7曲「ありえない」、第8曲「音楽」ここまで聴きましょう。〜音楽〜
第9曲「君は彼を知っていた」、第10曲「その日を覚えている」、第11曲「小作の農夫」、第12曲「何たる幸せ」以上続けて聴きましょう。〜音楽〜
第13曲が残りましたけれどもこの次に致しましょう。今日聴いたのは云々。それじゃあ又、さよなら。
名曲のたのしみ、お話しは吉田秀和さんでした。