出力が小さいのでドライブ電圧が足りない可能性がある。グリッドとカソード間の抵抗値を大きくすれば良いのだが、この方式だと大きくすればするほど初段の電流が小さくなる。試しに6.8kΩにして電流引き抜き回路をつけてみたがうまくいかなかった。次に単純に4.7kΩにしてみたが出力は同じで、小信号時のゲインが下がる傾向が見られた。
今回は3.3kΩにしてNFBをかけた状態で仕上げてみる。
アイドリング5.4mA、オフセット1.2mV
初段電流1.2mA
特性
これで完成させてMT−128マッチングトランスを入れて聴いてみよう。