6C33 CーB OTLの発振対策にはすでに初段位相補正のCR、終段グリッドに1kΩが入れてあるので、あとは思いついた事を試してゆくことになる。
進相のCを帰還抵抗に前日に入れておいたので、6C33 C-B OTLをいの1番に聴いてみる。まあまあ聴けるようになったが、まだまだバズがあるのがわかる。1日に一つ位改良してゆこう。
6C19-P OTLにもセパレーターを入れることにした。
少しきつさが取れたように思うが気のせいかもしれない。このアンプは普通の真空管アンプに比べれば低域がダントツに優れており、半導体アンプに比べれば情報量、雰囲気で優っている。劣っているのは出力だけという音楽ファンには理想的なアンプと言える。
最後に光電式カートリッジでメインシステムを聴く。HMA−9500 II も故障せずに稼働している。イコライザーは純正品、プリアンプはバッテリー式自作半導体プリである。
テラークのデジタル録音LPはこれしか持っていないが、光電式カートリッジでやっときれいに鳴るようになったので嬉しい。