映画 北西への道 (1940)

この映画はフレンチ・インディアン戦争のロジャーズ・レンジャーズ(イギリス軍直属のアメリカ植民地民兵)の1759年の戦闘を描いたもので、対応する史実としてはサンフランソワの襲撃の記述がある。

あらすじ

ハーバード大学を追放となったラングドンが故郷のポーツマスに帰る。一悶着があり地図係としてロジャーズ・レンジャーズに加わりケベックのアナベキ族の集落を破壊する作戦を遂行する。沼地が多く行軍は困難を極める。フランス軍の攻撃に怯えながらサンフランソワにようやくたどり着く。住民を殺し白人の捕虜を救い出し撤退するが、今度は飢餓に襲われる。ラングドンは腹部を負傷するが無事に故郷に帰り、美人の恋人とともに英国に移住するという。ロジャーズ・レンジャーズは再び北西を目指して進軍する。

感想

建国の礎となる重要な戦争として米国人の記憶に刻んでおくための映画なのだろう。フレンチ・インディアン戦争に関しては米国には膨大な文献があるようだ。何故か日本には無いような気がする。