見残していた映画を楽しく観ているところである。もとより世の中にある映画を全て見ようとすると、どんな人でも寿命を超えてしまうのでそこまでは考えていない。僕の場合はせいぜい2000本くらいである。
さて見始めると事件としては時系列において全く無駄がないし、人間の本能に関わる内容なのか、さほど苦労せずに観ることができた。湖面に映る影からさぞかしグロテスクな生物かと思いきや愛嬌のあるクロコダイルだということがわかってくる。対応する保安官のキャラクターが軽妙かつ誠実なので頼りになるかと思ったら、次々と人が食われて行く。無警戒なこと甚だしい。最後にスリラー風な展開もあったが、保安官と元妻、息子と未来の彼女が無事でハッピーエンドを迎えることが出来た。
この様な作品を大真面目に商業ベースで作れる国は今のところ米国だけだと思う。