最近は書くことが無くなってきたので古い書きかけの文章などを紹介してみる。
2020年1月取材班はレバノンに入りシリア人難民キャンプがあるベカー県に向かった。
ここまでは普通の始まりの感じである。
現地に着くと間もなく取材班はある少女に密着する。彼女が喋ることをそのまま映すのだがこれには違和感があった。もっと良質なドキュメンタリーでは、まずある集団の動静を追うとかして、集団の日常の短い会話を収録したり、一人になった時の本音の部分を取る様工夫する。 このドキュメンタリーは最初から誤りを犯していて、ほぼプロパガンダ番組に近いものになっている。
次に気になったのは取材対象の家族の焼身自殺シーンを入れたということである。衝撃映像を入れれば良いという発想だろうが、これは公開しないほうが穏当だろう。
以上、あまり感心しなかった番組について書いた。