ドラマ

NHKドラマ 遙かなる山の呼び声(2018)

いくぶん美化された北海道を舞台とした、生活感のあるラブストーリーだった。常盤貴子が美しい未亡人という設定で、いくらでも話が作られるだろうが、映画の単なる焼き直しになっている。映画よりこちらの方が訴求力が強いのではないだろうか。未亡人をもの…

ドラマ視聴新時代(3)

今シーズン観ているのはイグナイト ー法の無法者ー、対岸の家事〜これが、私の生きる道〜、失踪人捜索斑 消えた真実、続・続・最後から二番目の恋の4本である。特に感想は書かない。大河ドラマは1987年の独眼竜政宗を見始めた。ちょっと重いが古き良き大河…

ドラマ視聴新時代(2)

TVerでドラマを6本視聴しているがシーズンも終わりに近づいている。特に感想を書くことはしないのでただ見たという記録になっている。途中でフォレストもラインナップに加えて視聴した。民放BSでははぐれ刑事純情派を録画して見ているが見たら消している。忙…

ドラマ視聴新時代

Tverがあると、好みのドラマを録画して後で視聴しようとか、そういった行為がいらなくなる。実際に今、地獄の果てまで連れてゆく、家政婦クロミは腐った家族を許さない、アイシー、クジャクのダンス誰が見た?、御上先生、ホットスポットを全部見ている。好…

ドラマ 隋唐演義(2013)第8〜9話

ドラマ 隋唐演義(2013)第8話 武安福は武家の若君で、北平王の配下だが秦淑宝に喧嘩を売って殺されてしまう。武亮と武奎兄弟は兵を握る元帥である。息子を殺された武奎は怒り狂い羅芸を急襲することにした。さてどうするのか。音楽の質がさらに良くなってい…

ドラマ 隋唐演義(2013)第6〜7話

ドラマ 隋唐演義(2013)第6話 道中武芸大会があり、護送人と秦淑宝は何故か参加する。その結果また秦淑宝の崇拝者が現れ、もてなしを受けることになる。そのため一ヶ月のところが三ヶ月もかかって北平の役所に到着する。そこでは慣習として囚人にはまず100…

ドラマ 隋唐演義(2013)第5話

皇太子が造営した万年宮が手抜き工事で瓦解し、責任者の陳長玉と皇太子が処分されそうになるが、楊広が口添えし陛下を取りなす。だが結局長玉は死罪、皇太子は幽閉となる。だがこれは全部楊広が仕組んだことだった。 単盈盈、王伯当らが公金を奪うため茶屋で…

ドラマ 隋唐演義(2013)第四話

愛馬を五十両で手放した秦淑宝だが、馬を買って行ったのは偶然にも単雄信(二賢荘の主)の手のものだった。いよいよ秦淑宝の元に司馬欣らが迫ってくるが、秦淑宝は樊虎と共に追手を倒し、何とか道教寺院に辿り着き療養する。馬を見た単雄信は秦淑宝の馬だと…

ドラマ 隋唐演義(2013)第三話

登場人物を書き出して筋を要約しないと混乱するので、このようにするしかない。伏線はあまり無いが後で見直す際に役に立つ。 羅芸の息子、別名銀の槍をもつ美少年の羅成登場。ここへ婚姻を望まない楊玉児が家出してくるが、警備の部下たちと揉め事になる。こ…

ドラマ 隋唐演義(2013)第二話

楊広が蕭美娘のアドバイスで政略結婚の話を進める。登州王の楊林の娘の楊玉児(玉郡主)を夫人に迎え、兵力の強化を図ろうとする。秦瓊(秦淑宝)登場。盗賊を退治する。 楊広が裏の顔を現わし謀略により李一族を滅ぼそうとする。李淵、次男の李世民、三男の…

ドラマ 隋唐演義 全六十話(2013)

ポニーキャニオン社の恩顧により無料で視聴できるので全部見ることにした。45分ものが60回といえば大河ドラマを意識したものだろう。オープニングテーマは強いていえばプロレタリアート風の曲であり、クラシック風の西洋音楽は採用していない。大河ドラマと…

大河ドラマ 篤姫 (3)

最近話題の将軍を一部視聴したが、本格的とは言えセットとCGによる背景が暗くて安針が異界転生した物語のように見える。その点篤姫は本物の文化財、調度品、服飾が使われており時代劇としては最高のプラットフォームだと思う。音楽も優れた作曲家がスラブ風…

不適切にもほどがある! (2)

残りの回を見終わった。まあこれは大傑作ではないだろうか。登場人物が多く覚えられずに頭がバグったが録画を見直すことでなんとか回避できた。さて1〜5までは笑って見れていたが、7くらいからちょっと切なくなってくる。特に渚が純子に服を買ってあげるとこ…

不適切にもほどがある! (2024)

昨年気にはなりながら見ないでいたが、年末の再放送とTVerのお陰で見ることができた。とりあえず1〜5まで見た。 タバコをスパスパ、けつバットを平然と放送するために主人公が令和と昭和を行ったり来たりする仕掛けがある。それだけでも秀逸だが、オリジナル…

大河ドラマ 篤姫 (2)

第四十話くらいまできた。極めてレベルの高い音楽と、ビジュアルがこのドラマの本領で、その他はあっさりしたものである。会話は間が多く、表情などを捉えているが尺にゆとりがあり過ぎることによる演出だろう。歴史上の事件も出てくるが、予算は少なく設定…

連続テレビ小説 おむすび(2024−2025)

全編録画に挑んでみたが、海ぽちゃシーンが出てきたのと、田舎のギャルを讃美するのはどうかと思いすぐ断念した。ダイジェストだけは録画しておこうと思う。主人公の幼少期が省かれているドラマは得てして厚みのない作品になりやすい。篤姫全編視聴に復帰し…

連続テレビ小説 虎に翼(2024)

本編を観ようとはあまり思わなかったが、ダイジェストを撮り貯めておいたのを観ることにした。まあこれは単純な綺麗事のストーリーを学芸会~舞台レベルの演技でなぞったようなシーンの連続と言えるだろう。コメディとして観ればそれほど違和感はない。主人公…

連続テレビ小説 オードリー(2000)

テレビの黎明期と映画産業の衰退がよく描かれている。アメリカ人キャラの父(段田安則)、京都の老舗旅館の女将(大竹しのぶ)、主人公オードリーこと美月(岡本綾)、母愛子(賀来千香子)の曰く言い難い関係。ストーリーを見てゆくと凄腕の脚本家であるこ…

大河ドラマ2024年 光る君へ  

大河ドラマについては方針を変えて、その年のドラマと再放送ドラマの2本を地道に観て行くことにした。今年は光る君へと篤姫を録画してゆっくり観る。画質においてもそれが一番優っている。 第10回を見ている時オープニングで黛りんたろうの文字を見てはっと…

大河ドラマ 篤姫 (2008)

朝ドラを一つ通して観たので、今度は大河ドラマを見ようと思う。ちょうどNHK BS で再放送されている篤姫を録画して通して観ることにする。 オープニングの音楽もオーケストレーションが素晴らしいし、50回聴くことになるが、それは耳の鍛錬になるだろう。桜…

ドラマ たとえあなたを忘れても (最終回)

次はもう最終回だった。ここまでに空がわざと記憶を無くしたフリをするという変化球が飛んで来たが、急転直下収束することになる。美璃が空に結婚を申し込んだのだ。これは猛烈に時間を短縮したことになる。 美璃と空が結婚する意志を示すため、美璃の母の許…

ドラマ たとえあなたを忘れても (2023)

全何回まであるのか今の段階ではよくわからないのだが、8回までみたところである。お洒落な神戸が舞台となっており、現代の若者の生活、仕事、恋愛を描きつつ、精神障害がテーマの一つとなっている。うつ病、統合失調症ではなく、解離性健忘症というもので切…

ドラマ Yの悲劇 (1978)

エラリー・クイーンの小説を翻案し、フジテレビが全6回のドラマにしたものである。日本映画専門チャンネルで放映したものを録画しておいたので、今回視聴した。 舞台は蒲郡の矢ヶ崎家のお屋敷となっていて風光明媚なところである。これだけみていると江戸川…

NHKドラマ あまちゃん (2)

あれから見続けて148回くらいまできた。一朝一夕には成し遂げられない事はこの世には多々あるが、これもその一つである。北三陸から東京へ、東京から北三陸へと舞台が変転するが、理由づけがそれなりにある。よくできている脚本だ。登場人物は生き生きとして…

NHKドラマ あまちゃん 全156回 (2013)

再放送を(大体全部)録画して観る事にした。一生に一度は大河ドラマと朝の連続ドラマを録画して観てみたいと考えるようになったからだ。あまちゃんはうってつけの作品である。 長いのであらすじを語るのはやめておいて、思ったことをつらつら書いてみると、…

ドラマ カラダ記念日 (1989)

出所したばかりのヤクザ(小林薫)がたまたま知り合った女子大生(有森也実)に付きまとわれ都内でデートしたり、逃避行を繰り広げたりするが、最後は敵のヤクザに殺されることもなく、平和的に終わるというドラマである。 随所にヤクザ映画のパロディと共に…

ドラマ 過去を追う女 (1994)

東京と函館を舞台としたサスペンスドラマである。監督は井筒和幸、主演は新婚夫婦を演ずる南野陽子、渡辺いっけいで、他は充実した俳優陣で固められている。発端は一本の電話で、妻の律子が元カレがいる都内のホテルに呼び出され、情事が行われる。その直後…

ドラマ 戻って来ていい? ー敷居ぎわーより (1986)

一人で暮らしている父(山村聰)の元へ、三十代の娘直子(いしだあゆみ)が里帰りする。夫(小林稔侍)と喧嘩して帰ってきたのだが、何か思い詰めているようなそぶりである。直子は父の世話をしながら、お隣の幼馴染の浪人生(柳葉敏郎)と仲良く遊んだりし…

ドラマ イラク人質の妻たち (1991)

1990年のイラクによるクウェート侵攻は日本人にとっては寝耳に水だったに違いない。日本大使館に集合し待機していたクウェート在住の日本人家族245人がイラクに連行され、人間の盾として各地に分散収容される。だが婦人と子供、病人は日本への帰国が許される…

ドラマ 離婚届 (1986)

熟年夫婦の離婚の危機とはいうものの、姑の死後1年経ってから、庭の桜の樹を嫁(杉村春子)が切ったことが直接の原因というのは、あまり得心の行くものではない。夫(北村和夫)から見ると、妻が姑に抱いた憎しみが形に現れただけで、離婚を切り出すほどのも…